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日本的ダンス(踊り)を改めて知り魅力を再確認する

ダンスについて

今回はダンスというよりはあえて日本の踊りをいくつかピックアップし改めて日本の踊りの良さや魅力を紹介していきます。

日本の伝統的踊り

日本の踊りといえば日本舞踊、盆踊り、南中ソーラン節、あわおどり、よさこいそして角度を少し変えて巫女舞などがありそして日本の踊りの素敵なところは伝統を大切にしているところです。

日本舞踊

まず「日本舞踊」とは日本の代表的な踊りといっても過言ではなく伝統があり、舞(まい)と踊(おどり)を合わせその特徴は動作の細部まで様式的な型が決められ役柄の心まで演じるとても繊細な踊りです。
なのでしっとり艶やかに舞う踊りだと認識されがちですが意外とスピード感があって筋力を使う踊りなようです。

盆踊り

「盆踊り」は盆に帰ってきたご先祖様を慰める先祖供養という意味があり地域や流派により踊り方が違いますが簡単な振り付けが多くリズムもゆっくりなので人の踊りをみながらすぐに覚えることができ、上手く踊るコツは「笑顔で楽しく!」です。

南中ソーラン節

続いて「南中ソーラン節」は北海道民謡のソーラン節をアップテンポにアレンジした曲に合わせて踊るもので全国の学校の運動会や体育祭等で使われています。
コツは漁師の魚を捕る動作を意識しながら足を開いて腰を落とし、止まる時の動きはきちんと止め網を投げる時の腕の位置を間違えないなど細かいポイントがあり一見踊りやすいように見えますが踊り終えたあとには息が上がる程激しい動きです。

巫女舞

最後に今までとは角度が変わりますが「巫女舞」です。
神社で綺麗な衣装を身にまとい和装楽器の奏でる音に合わせ華麗に舞うおどりは通称、巫女神楽・巫女舞と呼ばれ、神前に奉納するので適度な緊張感を持ち「神様のために舞う」ことを意識し考え方も立居振舞も正し、軽薄な態度は慎み賑やかな態度をとるなど自分自身を改めます。
また巫女舞は自己表現ではなく周囲との和を大切にしているので自分さえ上手く舞えればいいという考えはよくないのです。
一人で舞う場合は楽器や歌の方々と呼吸を合わせる努力をし複数人で舞う場合は舞人全員の動きを合わせることが大事で時に他の人の技能に合わせたりし全体の調和を保ちます。
また「完璧にできた」ということはなくたくさん練習し奉納の経験を積んでもお稽古では毎回必ずどこかを指摘され新たな課題を出されるのが常でなかなか厳しい世界です。
巫女舞は所作が緩慢なので簡単そうに見えますが古典芸能などと同様極めようとすればどこまでも上があり奥深い世界なのです。

一般的なダンスよりも日本の踊りの方が厳しく感じましたがその重みが日本らしくて良いですし誇りです。