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KRUMP(クランプ)ダンスの歴史・起源・オリジネーター

ダンスについて

KRUMP(クランプ)ダンスについて、もっと知りたい!

今回はKRUMPの起源について紹介しようと思います。
KRUMPについてもっと詳しく知りたいという方にオススメ記事になっております!

今までの紹介ではKRUMPの動きや基礎などざっくりとしたところは紹介しましたが、KRUMPの歴史だったり生まれた背景についても気になるかと思います。
KRUMPをもっと詳しく掘り下げたい方は是非チェックして見てください!!

まずKRUMPの生まれはアメリカのロサンゼルスということは以前にも紹介しました。
しかし、そのLAでKRUMPがそのまま生まれたかと言いますとKRUMPダンスには原型が存在しており『Clown(クラウン)』というダンスがこのKRUMPダンスの原型にあたります。

当時のロサンゼルスでは治安がとても酷い状態で、多くの若い青年たちが犯罪やドラッグに手を染めてしまっていました。
そんな子供達を犯罪の道に進ませるのではなく、『ダンス』の道という選択肢を与えるためにクラウンダンスの創始者である『トミー・ザ・クラウン』が創ったのです。
彼もまた元ドラッグディーラーです。

このクラウンダンスは、人々がピエロの格好やメイクをしてヒップホップダンスをベースにした『クラウニング』というダンスを、主に誕生日会や何かのイベントにて披露するという『エンターテインメント』として生み出され、たくさんの人々を『楽しませるダンス』として人気を博しました。

しかしそんな中、そのような酷い環境の中にある一部の若者達は、自分たちが置かれている悲惨な状況と、その見せかけの幸福のギャップに、苛立ちを感じ始めました。
そこでそのような日々の中で生まれる喜怒哀楽や葛藤といった様々な感情を発散するツールとしてクラウンが派生し『KRUMP』というものが生み出されました。

KRUMPはクラウンダンスよりもより激しく、力強いものになり『人々を楽しませる』というよりも『感情表現』や『自己の存在の表現』という側面が強く出るようになりました。創始者は二人おり、『Tight Eyez』 『Big Mijo』この二人が作り出し現在も現役で日々KRUMPを進歩させております。

もともとKRUMPはダンスというよりはツールとして存在していましたが、創始者の二人がアップデートしていき現在ではダンスジャンルの一部にまでなりました。

KRUMPにはこのような背景があり現在に至っています。
現在では『瞬間の肉体美』と呼ばれるようにアートとしての側面もあります。

以上今回はKRUMPの歴史的背景について紹介しました。
深く掘り下げますとまだまだ奥が深いジャンルですので是非チェックして見てください!!

ダンスは初心者でもできる?

そんなダンスですが、
「ダンスはまったくの初心者なんですが、出来ますか?」という質問を頂くことがあります。

その答えは
「もちろん、できます」の一択です。

ダンスはもともと、体を動かして楽しむためのものですから、
上手下手なんてありませんし、
初心者もベテランも、同じです。

ベテランは初心者の人より、ほんの少しだけステップを知っていたり、
音楽に合わせて体を動かすことに慣れているだけです。
体力もあまり関係がありませんし、還暦を過ぎてから始められる方も多いです。

白髪でダンスを踊っている方は、
メチャクチャかっこいいですよ!

もちろん、歩き始めたばかりの2歳から始めるお子さんも多いですし、
要するに、ダンスは年齢も性別も関係ないってことです。

好きなように踊って、ダンスを、音楽を楽しみましょう!

(ダンスジャンルや様式や振付なんてものは、『ついで』です、『ついで』。
 自由にのびのびと踊る事こそが、ダンスの本質ですから!)