ヒップホップダンスの種類
ヒップホップダンスは、日本ではかなり有名なストリートダンスの一つではないでしょうか?
1980年代にニューヨークで生まれたダンスといわれ、ヒップホップミュージックに乗せて踊っていくスタイルです。
1970年代に生まれた『オールドスクール』と言われるロッキン、ポッピン、ブレイキンも、
大きなくくりではヒップホップとも言えますが、
現在では独特の動きを強調する、別のジャンルに分かれています。
私たちが単にヒップホップという時には、大体ニュースクール・ヒップホップをさしています。
オールドスクールはビートが速く、ブレイキンにちょうど良かったのですが、
ニュースクールの音楽は少しゆっくりに感じられ、新しいダンスが生まれたのが
ニュースクール・ヒップホップだった、というわけです。
ニュースクール・ヒップホップの中にも、
より女性らしさを強調した『ガールズ・ヒップホップ』があったり、
ハウスダンスと混じった『ヒップホップ・ハウス』や
ソウルダンスと混じった『ソウル・ヒップホップ』があります。
本来はストリートやクラブで『音楽そのもの』になって踊るダンスですが、
日本では『振付』をして、みんなで一斉に踊るスタイルが主流になっています。
ヒップホップは初心者でもできる?
そんなヒップホップですが、
「ダンスはまったくの初心者なんですが、出来ますか?」という質問を頂くことがあります。
その答えは
「もちろん、できます」の一択です。
ダンスはもともと、体を動かして楽しむためのものですから、
上手下手なんてありませんし、
初心者もベテランも、同じです。
ベテランは初心者の人より、ほんの少しだけステップを知っていたり、
音楽に合わせて体を動かすことに慣れているだけです。
体力もあまり関係がありませんし、還暦を過ぎてから始められる方も多いです。
白髪でダンスを踊っている方は、
メチャクチャかっこいいですよ!
もちろん、歩き始めたばかりの2歳から始めるお子さんも多いですし、
要するに、ダンスは年齢も性別も関係ないってことです。
好きなように踊って、ダンスを、音楽を楽しみましょう!
(ダンスジャンルや様式や振付なんてものは、『ついで』です、『ついで』。
自由にのびのびと踊る事こそが、ダンスの本質ですから!)