ポップ(ポッピン)って、どんなダンス?
ポップは筋肉をはじいて(ポップ)していくダンスです。
筋肉をはじく様子が、体に電気が走っているかのように見えたり、
ちょっと人間離れした浮遊感があったりするダンスです。
実は40年以上もの歴史があり、
パントマイムやロボットダンスの進化系とも言われています。
音楽に合わせて、
体の隅々の筋肉ひとつひとつまでウェーブを通したり、
ヒット(筋肉の好きな部分を打つ)をしてみたり、
上下運動の多いストリートダンスの中では、
横の動きに特徴があり、立体的に踊られるダンスです。
・筋肉緩急操作系
・関節波打操作系
・関節分離操作系
・関節形状操作系
・関節柔軟操作系
・胸部移動操作系
・身体操作系
・空間固定操作系
の八つに、主な技術が分かれます。
また、『ムーンウォーク』に代表される、
フット・スライド系もポップ(ポッピン)の特徴的な動きです。
ポップ(ポッピン)は初心者でもできる?
そんなポップ(ポッピン)ですが、
「ダンスはまったくの初心者なんですが、出来ますか?」という質問を頂くことがあります。
その答えは
「もちろん、できます」の一択です。
ダンスはもともと、体を動かして楽しむためのものですから、
上手下手なんてありませんし、
初心者もベテランも、同じです。
ベテランは初心者の人より、ほんの少しだけステップを知っていたり、
音楽に合わせて体を動かすことに慣れているだけです。
体力もあまり関係がありませんし、還暦を過ぎてから始められる方も多いです。
白髪でダンスを踊っている方は、
メチャクチャかっこいいですよ!
もちろん、歩き始めたばかりの2歳から始めるお子さんも多いですし、
要するに、ダンスは年齢も性別も関係ないってことです。
好きなように踊って、ダンスを、音楽を楽しみましょう!
(ダンスジャンルや様式や振付なんてものは、『ついで』です、『ついで』。
自由にのびのびと踊る事こそが、ダンスの本質ですから!