中学校の体育授業の中にダンスが導入されて数年が過ちますがその理由や目的とは一体どういったことなのか改めて調べてみることにしました。
学校のダンスのジャンル
まず学校のダンスは「創作ダンス」「フォークダンス」「現代的なリズムのダンス」の3つに分けてあり、学校側がこの3つの中から1つ選択して指導する仕組みなようです。
それぞれのダンスの特徴を改めて簡単に説明すると「創作ダンス」はテーマに沿った振りを自分達で考えて表現するもので「フォークダンス」は昔から慣れ親しみの音楽に合わせてステップを踏んだり手を繋ないだりして
コミュニケーションを主とし「現代的なリズムのダンス」はなぜか難しい表現を使っていますがヒップホップのことのようです。
ダンスを通じた教育
そしてこれらのダンスを取り入れた目的は子どもにダンス力をつけたいことではないようでダンスを通してコミュニケーションをとったり自分の身体を使って工夫して表現することなどが目的なようです。
実際「創作ダンス」は自己表現力を伸ばすことができますし「フォークダンス」はコミュニケーションの大切さを学び「現代的なリズムのダンス」はいうまでもなくみんなで楽しむことができ仲間意識が生まれて良いのではないでしょうか。
また競技にありがちな勝ち負けがないのも(勝ち負けの否定をするわけではないです)それはそれで魅力の1つです。
しかし1つ問題になったことがありました。
それは先生がダンスを指導できるかどうか…ということです。
先生の為の講習もあるようですが運動とダンスは別なようで苦労される方もいるようです。
しかしこれにも対策があり外部からダンサーをよんで指導してもらうことも主流となっているみたいです。
古代にもダンスを通じた教育を
そしてダンス教育について調べていると意外な発見がありました。
それは古代ギリシアではすでに教育のためにダンスが踊られていたのです。
プラトンやアリストテレスも舞踊家になるためではなく健康で精神的(知的&情的)にも健康な人間になれるようにと教育の方法としてダンスを取り入れていたようでした。
このように昔からダンスはただ楽しむものではなく教育においてもしっかりと取り入れらていてしかもその目的に現代の目的が近い部分もあるので説得力に深みが増すのではないでしょうか。
色々と調べて意見してきましたがなによりも保護者や生徒においては楽しく参加できて良い!と評判も高いようですし楽しく学べることも大事だと考えますのでこのままなくならず続いてほしいです。