あなたはストリートダンサーですか?
それともスタジオダンサーですか?
ちなみに私は「ストリートダンサーの魂を持ったスタジオダンサー」です。
この四半世紀、私はHIP HOP DANCEを愛し追及してきました。
キャリアの前半、そのほとんどの時間を外で練習し、バトルし、セッションしてきました。
そしてキャリアの後半になると、周囲の環境の変化などの事情で、スタジオなど屋内で練習するようになりました。
だから、そのように答えます。自然な流れに身を任せ、変化してきました。
今回は、ひとつ前の記事の続きで、ストリートからスタジオへと、ダンスの現場が変化していった歴史をたどっていきたいと思います。
ダンス系ユーチューバーの登場で激変した10年代
経済危機、災害などで、生活環境や人々の意識が激変
リーマンショック以降の不況、東日本大震災と、日本は苦しい状況下におかれていました。
ダンス系ボーカルユニットも減り、国内需要がなくなり、ダンサー志望者が自然淘汰されていきました。
そんな中、スマホの普及により大きな変化が起こりました。
DANCE系ユーチューバーの登場です。
それまで無名だった一般人が、好きな曲に自分で振り付けしたダンスをYoutubeやインスタグラムに投稿し、注目され大きなチャンスをつかむことができるようになりました。
今では世界的ダンサーで振付師のJojo Gomezも、Youtube投稿がきっかけで有名になりました。
有名人のあとを追うように、自分のダンスを見てもらおうとYoutubeに投稿する人が増えました。
ストリートから、スタジオから、自分の部屋から、どこからでも世界へ向けて直接自分を表現する機会が万人に与えられ、可能性が大きく広がりました。
ストリートとスタジオの垣根に、全く意味が無くなったのです。
20年代の可能性は無限大
アイデア次第で、誰でも一夜にして成功できる時代に!
Youtubeだけでなく、インスタグラムやTik Tokでも、自分の振り付けやダンスが簡単に披露できる時代となった今、ただダンスが好きで目立ちたい人にとっても、お金を稼ぎたい人にとっても、可能性は無限大と言って良いでしょう。
老いも若きも関係ありません。
それらの夢のツールを使いこなせるかどうかは、完全に自分次第です。
野心に燃え、ワクワクしながらこれからのダンスライフを送っていきたいものですね。