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ワルツ(イングリッシュ・ワルツ/スロー・ワルツ)って初心者でもできる?【社交ダンス】

ダンスについて

ワルツ(イングリッシュ・ワルツ/スロー・ワルツ)って、何?

ボールルームダンス(社交ダンス/ソシアルダンス)の中で一番有名なのは? っと聞かれると、
みんな口を揃えて言うでしょう。
「ワルツ(イングリッシュ・ワルツ/スロー・ワルツ)」って。


それほどワルツは有名です。
ゆったりとした三拍子にノセて宙に浮かぶように踊る、優雅なワルツ。
ちなみにヴィエニーズ・ワルツ(ウインナ・ワルツ)とは違うものです。

ヴィエニーズ・ワルツは『ウィーンのデビュタント』などで有名な
場内を左回りにくるくる回っていく別のダンスです。(他記事に譲ります)

ワルツは宙に浮かぶようなライズ、静かに沈み込むフォールが良く見え、
優美に、気高く踊られるものです。

一か所で数回転したあとに、花が開くようなポーズを決めたり、
その静かな華やかさは、見るものを夢心地にさせます。

ワルツはカップルダンスだから・・

初めてワルツを踊ろうとする方は、
まず先生からステップを学んで、一人で練習してみて、
それから先生や上級者と組んでもらうのが良いでしょう。

(最初から初心者同士で組むのは、難易度が高すぎます)

ワルツはカップルダンスですから、自分勝手に踊るのは厳禁です。
相手の気持ちを考え、自分のステップをしっかりと踏まなければなりません。

男性側なら、しっかりはっきり、しかし優しく女性側をリードすること。
女性側なら、男性側の動きに機敏に反応すること。

そのためには、個人練も大切です。
自分のステップが踏めなければ、足が絡まってコケてしまいます。

もちろん、二人で踊るダンスですから、
カップル練も怠ると、「一人で勝手に踊る、自分勝手なダンス」になってしまいます。
そうなると、カップルダンスとしてのまとまりや、美しさは出せません。

理想としては、ステップをある程度覚えて、リードやフォローができるようになってきたら、
音楽に合わせて『初見の人とお互いに何の打ち合わせもなく、自由自在に踊っていく』ということでしょうか。
これこそ、真のノンバーバル・コミュニケーションなのかもしれません。

欧米ではカップルダンスは教養の一つとして、幼いころから仕込まれます。
カップルダンスは、単なるダンスではなく、
人間力を高める、素晴らしい機会なのです。

ワルツ(イングリッシュ・ワルツ)は初心者でもできる?

そんなワルツ(イングリッシュ・ワルツ)ですが、
「ダンスはまったくの初心者なんですが、出来ますか?」という質問を頂くことがあります。

その答えは
「もちろん、できます」の一択です。

ダンスはもともと、体を動かして楽しむためのものですから、
上手下手なんてありませんし、
初心者もベテランも、同じです。

ベテランは初心者の人より、ほんの少しだけステップを知っていたり、
音楽に合わせて体を動かすことに慣れているだけです。
体力もあまり関係がありませんし、還暦を過ぎてから始められる方も多いです。

白髪でダンスを踊っている方は、
メチャクチャかっこいいですよ!

もちろん、歩き始めたばかりの2歳から始めるお子さんも多いですし、
要するに、ダンスは年齢も性別も関係ないってことです。

好きなように踊って、ダンスを、音楽を楽しみましょう!

(ダンスジャンルや様式や振付なんてものは、『ついで』です、『ついで』。
 自由にのびのびと踊る事こそが、ダンスの本質ですから!)