ヴォーグ・ダンスって、何?
ヴォーグ・ダンスはファッション誌『ヴォーグ』のモデルのポーズをマネして始まったところから、
ヴォーグ(ヴォーギン)と名前が付きます。
1990年のマドンナの曲『ヴォーグ』のミュージックビデオでヴォーグが全世界に広まりました。
同性愛者のカルチャーから生まれたダンスで、
非常に流麗かつ美しいポージングが特徴的です。
ワックダンスと、成り立ち・ダンス共に似ていますが、
ヴォーグダンスはよりメリハリのついたダンス。
腕の動きが流麗ではあるけれど、直線美も大切にしています。
その左右対称で機械的で未来的なポージングと動き、
そして、ファッション誌から抜け出してきたかのような衣装は、非常に舞台映えがするので、
クラブシーンのショウダンサーや舞台ダンサーとしてもぴったり。
日本のアイドルユニットなどもヴォーグを主体に振付をしていたりと、
案外、身近で目にふれる機会の多いダンス。
インパクトの強いダンスのため、一度見たら忘れられない魅力を持っています。
初心者がヴォーグダンスを踊ることは、意外と簡単です。
複雑な足のステップなどはなく、
腕のポージングが主だからです。
一つ一つ、しっかりとポーズを覚えていきましょう。
好きなポーズが出来てくると、それらを自由に組み合わせて踊ると、
えもいわれない楽しさがこみあげてくること、間違いなしです。
ヴォーグは初心者でもできる?
そんなヴォーグですが、
「ダンスはまったくの初心者なんですが、出来ますか?」という質問を頂くことがあります。
その答えは
「もちろん、できます」の一択です。
ダンスはもともと、体を動かして楽しむためのものですから、
上手下手なんてありませんし、
初心者もベテランも、同じです。
ベテランは初心者の人より、ほんの少しだけステップを知っていたり、
音楽に合わせて体を動かすことに慣れているだけです。
体力もあまり関係がありませんし、還暦を過ぎてから始められる方も多いです。
白髪でダンスを踊っている方は、
メチャクチャかっこいいですよ!
もちろん、歩き始めたばかりの2歳から始めるお子さんも多いですし、
要するに、ダンスは年齢も性別も関係ないってことです。
好きなように踊って、ダンスを、音楽を楽しみましょう!