現代舞踊(コンテンポラリー)って、何?
全てのダンスを、ジャンルを超えて創られ続ける、現代舞踊。
美しく、ときにオドロオドロしく、ときにコミカルに。
人間の本質・本能そのものを表現する、懐の深いダンスです。
その定義をする間もなく進化し続けているコンテンポラリー・ダンス。
多くのスタイルが生まれ、多くの振付師が独自のスタイルを開花させています。
各国の民族舞踊や、伝統武術の動きを取り入れたり、
映像やコンピュータグラフィックス、プロジェクション・マッピング、
AR(拡張現実)などともコラボレーションしているコンテンポラリー・ダンス。
コンテンポラリー・ダンスの一番の特徴は、
『同時代に対する、深い洞察』でしょう。
そこに振付師や踊り手の『思想』が入ってきます。
『タンツテアター』『マッツエック』『暗黒舞踊』『アクラムカーン』などが有名。
コンテンポラリーは初心者でもできる?
そんなコンテンポラリーですが、
「ダンスはまったくの初心者なんですが、出来ますか?」という質問を頂くことがあります。
その答えは
「もちろん、できます」の一択です。
ダンスはもともと、体を動かして楽しむためのものですから、
上手下手なんてありませんし、
初心者もベテランも、同じです。
ベテランは初心者の人より、ほんの少しだけステップを知っていたり、
音楽に合わせて体を動かすことに慣れているだけです。
体力もあまり関係がありませんし、還暦を過ぎてから始められる方も多いです。
白髪でダンスを踊っている方は、
メチャクチャかっこいいですよ!
もちろん、歩き始めたばかりの2歳から始めるお子さんも多いですし、
要するに、ダンスは年齢も性別も関係ないってことです。
好きなように踊って、ダンスを、音楽を楽しみましょう!
(ダンスジャンルや様式や振付なんてものは、『ついで』です、『ついで』。
自由にのびのびと踊る事こそが、ダンスの本質ですから!)