ドギー・ダンスって、なに?
ヒップホップ・ダンスから派生したダンスで、
LAのティーンエイジャーの間で流行り始めたダンスです。
上半身で独特なリズムを表現し、
スキニ―パンツで踊るというスタイル。
1980年代にテキサス州のダラスのラッパー、Doug E. Freshが踊る様子から、
ドギーダンスと名付けられたようです。
ちょっとナルシスティックな雰囲気で踊るドギー・ダンスは
10代の『人生への退屈』を表現したようです。
やる気のなさそうな、気怠いカッコよさがあります。
基本的なステップはほとんどなく、
顔の周りに手を回したり、髪をかきあげたりする仕草を入れたり、
基本的に友人同士で褒めあいながら、
どんどん新しいムーヴを創っていく、というようなスタンスです。
ドギーは初心者でもできる?
そんなドギーですが、
「ダンスはまったくの初心者なんですが、出来ますか?」という質問を頂くことがあります。
その答えは
「もちろん、できます」の一択です。
ダンスはもともと、体を動かして楽しむためのものですから、
上手下手なんてありませんし、
初心者もベテランも、同じです。
ベテランは初心者の人より、ほんの少しだけステップを知っていたり、
音楽に合わせて体を動かすことに慣れているだけです。
体力もあまり関係がありませんし、還暦を過ぎてから始められる方も多いです。
白髪でダンスを踊っている方は、
メチャクチャかっこいいですよ!
もちろん、歩き始めたばかりの2歳から始めるお子さんも多いですし、
要するに、ダンスは年齢も性別も関係ないってことです。
好きなように踊って、ダンスを、音楽を楽しみましょう!
(ダンスジャンルや様式や振付なんてものは、『ついで』です、『ついで』。
自由にのびのびと踊る事こそが、ダンスの本質ですから!)